Girlside Letter vol.30 - January 2022
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◆Girlside Letter vol.30
●January 2022:Revelation
2023年を迎えました。明けましておめでとうございますを言うには時期が遅いかもしれませんが、2023年もGirlsideをよろしくお願いいたします。
今年も音楽にまつわる様々なトピックをGirlside Letterとしてお届けして行きたいと思います。
今月のテーマは「Revelation(啓示)」。くじ運のない私は、毎年おみくじに対してネガティブな印象があったのですが、なんと今年は大吉を引きました☆
2023年1通目のGirlsideレターは、ジョージ・エリオットの小説「ダニエル・デロンダ」の啓示にまつわる引用からスタートするサリー・ルーニー(勿論今作も山﨑まどかさん訳!)の『ノーマル・ピープル』を取り上げます。
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◆Girlside Book Club
『Normal People』サリー・ルーニー / 山﨑まどか 訳
既にドラマ化され、翻訳を心待ちにしていた読者も多かった話題作『ノーマル・ピープル』。アイルランドを舞台に、幼馴染のマリアンとコネルの友人以上、恋人未満の繊細な関係性を描いた作品。階級や家庭環境、スクールカーストなどそれぞれが置かれた環境の違いで、互いを傷つけ合いながらも、完璧に離れることは出来ず、関係性を持ち続けるアンビバレントな関係に心惹かれる読者も多いのではないでしょうか。
会話部分に基本、括弧「」を用いない独特の語り口がこの作品の魅力。読み進めるうちに、環境は違えど自分の精神的に不安定だった学生時代~20代前半の時期を思い出し、少し恥ずかしい気持ちにもなりましたが、同時に多くの気付きを与えてくれました。
Girlside Letterでも以前紹介した『カンバセーション・ウィズ・フレンズ』とセットで読んでほしい作品です。